いつも投稿をご覧頂きありがとうございます。

今日は皆さんの大事なデータを「うっかり」や「故障」で失わないための対策についてお話します。
いざという時に備えて最後まで読んで頂けたら幸いですが、文章で書くとどうしても小難しい内容になってしまいます。「難しくて頭に入ってこない!」という方はご相談下さい。実際に今どのようにされているかをお伺いした上で最適なご提案をさせて頂きます。

1.デフォルトの保存場所を信用しない

多くのソフトでデータのデフォルトの保存場所になるのは「マイドキュメント」の中ではないでしょうか?
そのパソコンが正常に使えているうちは問題ないのですが、正常に起動しなくなってしまったり、ユーザーアカウントやパスワードを消失した際には、最悪の場合データを読み出すことができなくなります。
(もちろん、プロの手にかかればデータ救出は不可能ではないですが)

2.OSに依存しない場所に保存しよう

上記と重複しますが、Windowsのインストールされているドライブにデータを一緒に保存するのはお勧めできません。Windowsが起動しなくなっても取り出せるよう、最低限別のパーティション、できれば物理的に別のドライブへの保存がお勧めです。
別のパーティションやドライブへ保存をしておけば、トラブル発生時にWindowsの再インストールをしても、データはそのまま使えたりしますし、パソコンの買い替えなどの際のデータ移行も楽です。

3.バックアップは必ず取りましょう

これも当たり前の話ではあるのですが、大事なデータであればあるほど、バックアップは必ず取りましょう。
それもできたら物理的に別の場所にあるほうが望ましいです。
大事なデータの入ったパソコンと、バックアップデータの入ったメディアが同じ建物内にあって、火事で両方焼失したら・・・バックアップの意味がないです。

4.クラウドの活用を!

3.の具体的な方法として、Microsoft OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドストレージは非常に有効な手段です。
詳細な説明は省きますが、物理的な故障発生時にもデータが失われないための対策がされてますし、世界中のどこからでもID/パスワードがあればデータを取り出すことが可能です。
もちろん、それらアクセス情報を紛失・盗難・他サービスとの使いまわしをしないなど、情報漏洩には気を付ける必要がありますが。