いつも投稿をご覧頂きありがとうございます。
さて今日は以前投稿した「時は金なり」の続きです。
前回は、業務システムを構築して自動化を推進することによって作業の時短を推進するという切り口でしたが、今日は「パソコンのスペック」の話でもあります。
皆さんは、「さぁ仕事するぞ!」とパソコンのスイッチを入れてから、実際に作業開始できるまでどのくらいの時間がかかりますか?
一例ですが、先日とあるお客様先で触らせて頂いたPCは、
- Intel Celeron G5900
- 4GBメモリ
- 500GB HDD
というスペックで、pinコード入力可能になるまで1分34秒、pinコード入力後、Excelを起動し終わるまでさらに1分22秒で、計約3分かかりました。
私が自宅書斎で使用しているPCは、
- Intel Corei5 10400
- 48GBメモリ(手持ちの余ってるものを全部刺してる)
→無駄に多いのもあまり良くないので事務用途なら8GBがおすすめ。 - 500GB SSD
というスペックで、pinコード入力までが23秒、pinコード入力後、Excelを起動し終わるまでさらに18秒で、計41秒です。
ここに2分以上の「時間の無駄」があることになります。
この2分の差の大部分はCPUの性能差と、「HDDかSSDか」の違いになります。
Celeron G5900と i5 10400の価格差はおよそ15000円、500GBのHDDとSSDの価格差はおよそ3000円です。
※パーツの単価、価格.com調べ。完成品のパソコンでの価格差は機種によるため一概には言えません
両方合わせて18000円程度の差で、毎日少なくとも2分の時短ですから、時給1,000円として計算すると540日、2年ちょっとで元が取れる計算になります。
実際には時間差はパソコンの起動時だけではなく全ての作業で効いてくるので、もっと短い期間で元が取れる計算になります。
「安物買いのなんとやら」にならないために、私のような専門家にご相談頂くと良いと思います。