息子の通う小学校では、毎朝（土日も！）の検温結果、本人・家族の健康状態、そして出欠連絡をスマホから行うようになっています。
クラス別に入力ページが用意されていて、ホーム画面にそのリンクを置いておいて、そこから入力をするのですが・・・
- 出席番号（入力）
- 氏名（入力）
- 検温結果（選択）
- 風邪症状の有無（選択）
- 出欠（出席・欠席・遅刻・早退の選択）
毎朝、これだけの項目を埋めて送信しなければなりません。
簡単にできる効率化
もし私がこのフォームを作る側だとしたら、
- 出席番号
- 氏名
この２項目は前回の入力を保持しておいて都度の入力を省きます。もしくは、氏名はデータ受信側で突き合わせをすればいいので、出席番号だけで十分だったりもします。
たったそれだけ？と思うかもしれませんが、この2項目だけで5秒は短縮できます。世のお母さんたちの朝の5秒は、とても貴重な時間です。それを「毎回同じ、工夫すればやらなくて済むこと」に費やすのは、かなり大きなストレスです。
この例は毎朝の家庭での作業ですが、仕事に置き換えたらどうでしょう？
塵も積もれば山となる。小さな無駄を省くことが、大きな利益を生み出す第一歩です。また、ECサイトやアンケートフォームの場合、入力の手数が増えると途中で離脱されてしまって売上や回答の収集率に影響が出ます。せっかくその気になって入力を始めてくれたのに途中で離脱されてしまうのはあまりにもったいない！
昨日投稿した例でも、1枚500円、100円、50円と単価の決まった金券を、とある会社のシステムでは１枚ずつ入力をする（500円券が15枚あったら、500→Enterを15回繰り返す！）仕様でしたが、私が作ったシステムでは枚数を入力する方式に変更することで、入力の時短を行いました。たったそれだけの工夫で、1日あたり10分ほどの時短効果がありました。
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