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さて今日は、NASについて書いて見ようと思います。
NASって何?
茄子、茄、ナスビ、学名:Solanum melongena)はナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。別名ナスビともよばれる[2]。インド原産で、淡色野菜として世界中で栽培されている。果実は黒紫色が多いが、色や形は様々で多数の品種がある。クセのない味わいと、火を通したときのなめらかな食感が特徴で、品種によって様々な調理法があり、料理のジャンルを問わず使えるため、定番の野菜として欠かさないものとなっている[3][4]。栄養的にはさほど見るべきものはないが、東洋医学では体温を下げる効果があるとされている。また皮の色素ナスニンは抗酸化作用があるアントシアニンの一種である。
wikipedia ~ナス~
じゃなくて。
ネットワークアタッチドストレージ (Network Attached Storage) とは、コンピュータネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ。TCP/IPネットワークに接続して使用する補助記憶装置であり、コントローラとハードディスクから成るファイルサービス専用のコンピュータである。OSがチューニング・独自開発されている場合もある。
wikipedia ~ネットワークアタッチドストレージ~
小難しい話は抜きにすると、HDD(もしくはSSD)を搭載し、ネットワーク経由でパソコンやスマホからデータの読み書きができる装置です。
搭載するHDD(orSSD)は1台だけのものから、6台以上積めるような大型のものまでありますが、1台のものはあまりお勧めしません。個人利用~小規模事業者でも2台以上の物を選びましょう。
なんとなくこういう装置って「業務用」的なイメージを持たれますが、「家族の大事な思い出の写真や動画」の保存など、「プライスレス」なデータの保存にも最適です。実際私も自宅で利用しています。
メリット
- 耐障害性能
複数台のHDD/SSDを搭載する場合、「RAID」という仕組みが採用されています。
細かい説明は割愛しますが、例えば4台のHDDを搭載しRAID6と呼ばれる仕組みが採用されているモデルでは、2台までの故障ではデータが失われることがありません。1台でも壊れれば警告が出ますので、正常な3台で動かしつつ、新しいHDDを買ってきてそのまま差し込めば勝手に4台体制に復旧してくれます。復旧までの間にもう1台が壊れても、新品のHDDを2台差し込むだけです。(復旧前に3台目が壊れて初めて「復旧不可=データ消失」になる)
仮に3年間使用して5%の確率でHDDが壊れることを想定すると、3年の間に3台同時に壊れる可能性は5%×5%×5%で0.0125%ということになります。HDD単体の故障率と比較するとこれはかなりの差ではないでしょうか。 - どこからでもアクセス
基本的に、同一ネットワーク内からなら自由にアクセスが可能です。AさんのPC、Bさんのタブレット、どちらからでもデータの閲覧・編集ができます。
もちろん、きちんと設定をしてあげれば、Aさんにしかアクセスできないデータとか、Bさんは見るだけで編集できないデータとか、Cさんからは存在すら認知できないデータとか、アクセス権限のコントロールもバッチリです。
また、これは製品にもよりますが、例えばNetgear社のReadyNASでは、外出先からもNASへのアクセスができる「ReadyCloud」というサービスが無料で使えます。
GoogleDriveやOneDriveとの最大の違いは、容量制限がないこと(当然、搭載するHDDの容量が上限にはなりますが)。また、クラウドサービス提供会社による一方的な検閲等のリスクがないことも用途によっては大きなメリットになります。
仮にこのようなクラウドアクセスサービスがない場合でも、VPN接続を構築して外出先から社内ネットワークへアクセスする環境を整えてあげれば、社内にいるのと変わらずアクセスすることも可能です。 - うっかり消してしまったデータも復元
これも製品によって異なりますが、「スナップショット」という機能によって、過去のある時点でのデータ内容を一定期間保持しておくことが可能です。
「うっかり上書き(or削除)してしまった大事なデータ」も、簡単な操作で復元することができます。
他にももっと書き足りないメリットがたくさんあります。ご質問頂ければお答えします!
機種選定/導入のご相談/設定・メンテナンス等、承ります。
ご利用想定人数や必要な容量等に応じて、最適な製品構成をご提案致しますので、気になった方はお問い合わせ下さい!