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さて、私が得意としている業務用システムの開発環境についてなんですが、サーバー側ではPHPというプログラミング言語とMySQLというデータベース、そして画面上ではHTMLとJavaScriptを組み合わせたものになります。

じつはコレ、いわゆる「動的なホームページを作る」ときによく使われる組み合わせなんです。
有名どころで言えば、WordpressもPHP+MySQLで動いています。

そんなので「業務用のシステムなんて組めるの?」って思われる方もいるかもしれませんが、事務作業の中身って、「データ入力」「集計」「帳票出力」が大半なので、これら言語で十分可能なんです。

この組み合わせの利点は、操作側のPC環境を基本的に問わない点です。ブラウザさえあれば仕事ができます。

「サーバー」をどうするか?によって、

  • インターネット上にサーバー設置(VPSや場合によってはレンタルサーバー)
    →世界中どこからでもアクセス可能(但しパスワードや非接触ICによる認証など、セキュリティに注意!)
  • 社内にサーバー設置
    →社内ネットワーク上のどこからでもアクセス可能(もしくはアクセスの制限も可能)
    →もちろん、社内サーバーをインターネット上に公開して世界中からアクセスすることも可能。
    →昨日紹介した「NAS」にも簡易的なサーバー機能があるものがあったりして、それでも対応可能です。
    →VPN接続等を駆使すれば社外からでもアクセス可能になります。
  • 操作端末(パソコン)上にサーバー機能をインストール
    →同一ネットワーク上の別PCからのアクセスを許可するかどうかは設定次第

といった風に、予算や用途、セキュリティ等さまざまな要素を考慮して最適な構成を考えます。

【利点】

私は以前、従業員40名超規模のタクシー会社を経営していましたが、自社内の業務システムは、社内のNAS上で運用していました。
なので、配車業務の片手間で事務作業を進行させることができましたし、出張等で出社できないときもVPN接続で業務の進捗状況や最新のデータの確認を常に行っていました。
いちいち事務所へ行って事務用PCを立ち上げて・・としなくて済むので、かなりの効率化が出来ていたと思います。